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社会医療法人社団 三思会 東名厚木病院

サンファイバー使用現場

社会医療法人社団 三思会
東名厚木病院様を訪問しました。

厚木市を中心とした急性期医療を担っている東名厚木病院(267床)。

多職種が連携し、摂食・嚥下リハビリテーションやNSTに取り組み、患者様のQOL向上と在院日数の短縮に実績をあげている。

今回はNSTで「サンファイバー」をご活用いただいている同院栄養科科長の佐藤輝夫先生にお話を伺いました。

東名厚木病院
栄養科 科長
佐藤輝夫先生

記者
Q:サンファイバーをお知りになったきっかけは?
佐藤
先生
セミナーや研修会・学会の展示会場で知りました。下痢の改善メカニズムが明確であり、かつ、下痢改善効果が高いとの報告があり、関心を持ちました。
記者
Q:使ってみようと思ったきっかけは?
佐藤
先生
日々NST活動において経腸栄養剤の使用時における下痢対策に関して、速度調節・細菌汚染等の対策を講じておりましたが、学会等でサンファイバーの情報を得たので、一度商品の説明会を開いて、NSTで検討してみようと思ったのが最初のきっかけです。
記者
Q:お使いいただいていかがでしたか?
佐藤
先生
最初に試験的に使用してみた症例は直腸ガンでストーマを造設されている方のケースでした。この症例についてはすでに神奈川県ストーマ研究会にて報告いたしましたが、さっそく効果がてきめんに現れました。当時の担当ドクターが「これは劇的に効く!」と大変評価していただき、他のドクターに対しても下痢に困っていることを聞くと、「サンファイバーがいいよ」とご紹介いただいたといこともあり、院内で自然に広まっていきました。
この最初の症例については、今考えてみるとちょうど同時期に経腸栄養剤を成分栄養剤に変えたことも下痢を改善した理由のひとつと考えることができるかもしれません。
ただ、サンファイバーはこれまでの食物繊維とは違い、あきらかに下痢を悪化させるような商品ではないことをこの症例を通じて確信したので、下痢が発生している方には「サンファイバー」を選択するようになりました。
記者
Q:今どのような患者さんにご採用されてますか?
佐藤
先生
最初に経験したこの症例の方と同じく、経腸栄養管理をされている方で下痢をされている方に対してサンファイバーを提供しております。
当院のNSTでは、ブリストル排便スケールで水様便7、2日連続で1日あたり4回以上の排便の方を下痢と判定しております。
記者
サンファイバーをどれくらいお使いですか?
佐藤
先生
サンファイバーは1日朝と晩1包ずつ計2包使っております。当院ではサンファイバーは簡易懸濁と同じような扱いになっておりますので30cc~50ccの冷水に溶解してショットし、その後真水でフラッシュいたします。
チューブの太さは10Frのものを使用しております。
記者
Q:その他なにか腸管に対しての栄養を考えたアイテムをご使用ですか?
佐藤
先生
当院としてはプロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせたシンバイオティクス療法に取り組んでいます。
ビフィズス菌製剤とサンファイバーを組み合わせて採用しております。
当院ではあえてオリゴ糖ではなく食物繊維であるサンファイバーを選択しております。
理由としてはサンファイバーがオリゴ糖のように善玉菌を増やす役割も担っているからです。
記者
Q:サンファイバーは給食材料費で計上されていらっしゃるのですか?
佐藤
先生
食品の経腸栄養管理をされている場合は入院時食事療養費の範疇で計上しております。ただ薬剤の経腸栄養管理をされている場合は「食止め」になっており、食費としての請求ができないため、その場合は病院の持ち出し費用となります。
給食材料費としては増えるとしても、下痢の改善ができることによって、オムツ交換費や看護・介護スタッフの労務軽減等、そして何よりも、患者様自身が排便コントロールをできることによってQ.OLの向上に寄与できるためトータル的なメリットが期待できます。
ですから、今回のサンファイバーの採用については、栄養科単独の判断ではなく、院長の承認を得て採用されております。
記者
Q:絶食期間が長い方はどうされていますか?
佐藤
先生
今まさに取り組んでいるところなのですが、経口的に摂取困難な場合は、経鼻胃管挿入し、サンファイバーとビフィズス菌製剤、消化性潰瘍治療薬(L-グルタミン含有剤)を水分のみ可となった方に注入することを検討しております。
今までは下痢が起きてからサンファイバーを提供しておりましたが、下痢等の起こるリスクが予測されるのであれば、下痢の予防の意味でこうした栄養管理をおこなう方がはるかに治療効果が高いと考えているからです。
栄養療法は、予防的な意義が半分くらいは占めていると考えております。いかに「リスクの抽出」ができて、そのリスク管理を的確にできるかが重要であり、これからはそうしたことがトータルで行える人が管理栄養士として求められてくるものだと思います。ですから、学会や研修会を通して様々な情報を入手し、それを活用していくことが大切だと考えております。
記者
貴重なお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。

佐藤輝夫先生

東名厚木病院 栄養科科長
2008年 NST専門栄養士認定資格取得(日本静脈栄養学会認定)
2008年 TNT-Dインストラクター養成講座終了
(社)神奈川県病院栄養士会副会長
(社)日本栄養士会TNT-D関東甲信越ブロック代理世話人等、多数要職に就く。

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