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社団法人八日会 藤元鈴病院・藤元病院


クッキンサプリFe・サンファイバー使用現場

社団法人八日会 藤元早鈴病院・藤元病院
を訪問しました。

今回は、九州は宮崎県都城市の社団法人八日会 藤元早鈴病院 薬局 薬局長 本田憲一先生と隣接の藤元病院 栄養管理室 室長 鮫島ゆかり先生を訪問しました。

藤元早鈴病院は、NST(Nutrition Support Team=栄養サポートチーム)稼動施設で、医師、薬剤師、管理栄養士、看護師、臨床検査技師、言語聴覚士などの専門家が連携して、低栄養の入院患者さんの栄養管理に意欲的に取り組んでいらっしゃいます。今回訪問したお二人もこのNSTの一員です。 まずは、NSTのメリットについて伺いました。


藤元早鈴病院
薬局 薬局長
本田憲一先生



藤元病院
栄養管理室 室長
鮫島ゆかり先生


 

本田
先生
患者さんの細かなことに気がつくようになったことです。NST稼動前は、薬を処方するのは医師、薬を出すのは薬剤師、薬を飲ませるのは看護師と縦割りの医療でしたが、NSTによって、総合的に患者さんを看ることができるようになりました。


口から物を体内に入れることも大切ですが、いらないものを体外に排出することはもっと大切なのだとおっしゃる鮫島先生は、毎日病棟へ出向いて患者さんの状態をみるそうです。

鮫島
先生
栄養士は、患者さんが排出したものも観察するべきです。それによって栄養アセスメントができるんです。


こうおっしゃる鮫島先生は、ある患者さんの便を毎日観察することからアセスメントをはじめ、栄養状態を改善させたのだそうです。
鮫島先生が着任された時、その患者さんは、やせて表情もなく、寝たきりで経腸栄養剤しかとれない状態でした。さらに水様の下痢便が1年も続いていて、先生は、まずこのことを問題視し、栄養状態を改善させる方法を模索しはじめました。
やがてクッキンサプリサンファイバーと出合ったのだそうです。

記者
クッキンサプリサンファイバーを使うきっかけは?
鮫島
先生
久留米大学医学部 小児外科 講師 田中芳明先生のご講演を聴いたことがきっかけでした。
食物繊維を摂った時に大腸で産生される短鎖脂肪酸が、腸の状態をよくして下痢改善に導くというお話を聴き、さっそく使うことにしました。
はじめは、整腸剤と併用しました。
使いはじめて2週間をすぎた頃に、泥状の便になってきました。この時はまだ時々水様便がみられたのですが、2ヶ月で完全な泥状になり、徐々に減らしてきた整腸剤も全くのまなくなりました。
ところが、便にすっぱい臭いを感じたのです。脂肪がうまく吸収されていないと便にすっぱい臭いがするので、経腸栄養剤を脂肪の少ないものに変えました。やがて半年後に通常便になったのです。
下痢が改善されて通常便が出るようになったら、まず肌がきれいになって、患者さんの顔に表情がもどってきました。以前は無表情で意思表示すらなかったのに今では私たちと意思の疎通ができるんです。
さらに、時折ですがお昼の1食だけ、ご本人の食べたいものを食べられるようになりました。
記者
経腸栄養剤だった方が、口の中で物を噛めるようになったということですか?
鮫島
先生
そう!しかもおかゆやミキサー食ではなくて、私たちと同じ普通の食事です。うなぎとか・・!
以前は寝たきりだったのが、自分で寝返りも打てるようになって、褥瘡(床ずれ)(※1)も小さくなって、体重も少しずつ増加してきたんです。
栄養状態の指標となるアルブミン値も2.0から4.2まで改善されました。
また、クッキンサプリサンファイバーの摂取量も、はじめは1日に9〜15g(3g×3回〜5回)でしたが、今では6g(3g×2回)に減らしましたが、いい便の状態が続いています。
本田
先生
整腸剤などの薬剤の量も減ったんですよ。
それから、口から物を食べられるようになったことで胃も丈夫になってきたためか、胃薬の量も減りました。
記者
すごい!それはスタッフの方々にとって、どれだけ嬉しいことだったでしょうね。
本田
先生
はじめはスタッフの負担は大変なものですが、下痢の患者さんが減れば、寝具の汚れも少なくなるので、本来の看護にもっと時間をかけることができるようになります。
なによりも患者さんご自身が一番喜んでいらっしゃると思います。
特に、褥瘡のある患者さんの下痢は絶対に改善しなければいけません。下痢便が褥瘡の傷に入って、よけいに傷が大きくなってしまいますから。
記者
精神科専門の藤元病院でも近々NSTを立ち上げる予定と伺いました。
抗うつ薬などには、便秘の副作用があると聞いたことがありますが・・・。
本田
先生
便秘の患者さんは摘便(※2)しますが、だいたい2日出ないと下剤が処方されます。しかし、薬はなんらかの副作用や依存性があり、下剤も例外ではありません。依存性があるため、使用量がどんどん増えてしまいます。
クッキンサプリサンファイバーは食品で副作用がないことから、安心して使えます。便秘の患者さんには、1日9g(3g×3回)摂ってもらっています。


これからも、より良いチーム医療で低栄養の患者さんを減らしていきたいとおっしゃるお二人に、最後にNSTを成功させるための秘訣を伺いました。

先生
チームワークです。チームのメンバー全員が仲良しでなければより良い医療の提供はできません。医療は、人を好きでなければできません。


さらに、きっと一人一人があふれる愛情の持ち主なんだろうなあ・・・・と、感じた記者でした。
本田先生、鮫島先生、どうもありがとうございました。

(※1) 褥瘡(床ずれ)・・・長く病床に寝ている時、体の床にあたっている部分が体重の圧迫のためにすれて、赤く腫れただれて痛むこと。

(※2) 摘便・・・便が硬くて出せない人に対して、肛門から指を入れて直腸部分の硬い便を取り出す医療行為

藤元病院のHPはこちらから

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